日本vs.スペイン 勝てたかも?とも期待もありましたが、大きな差があったかのような気がしました。
確かにチャンスもありましたが、最後はレアルで活躍するアセンシオの個の力だけのように見えますが、アセンシオがあの得意な位置でフリーでボールを貰えるようなボールの動かし方、周りの選手の動き方、アセンシオのポジションどりのタイミング、剥がし方。あれはたまたまではありません。戦術です。
「日本人はボール扱いがうまい。スペイン人はサッカーが上手い」と言われています。
これには深い意味があります。
私は5度スペインへ行き、育成や、トップチームの練習、試合を沢山見てきました。
初めて行った時は、日本サッカーの育成現場との大きな大きな違いがあり、カルチャーショックを受けました。「これがサッカーか」と見せつけられ、指導者としての考えが大きく変わりました。
有難いことに、育成の練習中、中でしかも日本人通訳を付けてくれ、コーチが何を言っているかも聞かせてもらえました。そこでもそれまでの僕では言ってなかったなという事が沢山。
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向こうの中学生、高校生、サテライト、3部リーグというカテゴリーも見てきましたが、その育成の完成版も見てきました。3部でも相当なレベルでしたが、1部の選手のレベルの高さは尋常では無いです。
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14.15歳年代練習
3部リーグ以前、指宿選手、田邊選手も在籍
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1部 ジローナvs.バレンシア
この当時、ジローナは下位なんですが、凄まじい熱気と、迫力。 Jリーグでは味わったことありません。。(日韓ワールドカップカップ 日本vs.ベルギーの時よりも!)
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サッカーの育成もそうですが、「サッカー文化」が違いすぎます。
やっているサッカーも違うのですが、日本代表、柴崎岳選手ですら2部の選手というのが現状
「育成」に携わる今、子供達にはボール扱いが上手い選手、動ける選手だけではなく、「サッカーが上手い」選手にも育ってもらいたいです。
田中蒼選手のインタビューにもあるように、現地の指導者に聞いても1対1という概念はスペインには無いようです。
デュエルとは、「球際」 1対1
日本では、「デュエル」という言葉が流行ってます。
スペイン人からすると
「サッカーは11人vs.11人」でやると回答されました。
「サッカーは1人でやるものでは無い」とも回答されました。
その時、まさにそうだと確信しました。
スペインのものを丸々同じ事をすればいいかというのは違います。
そもそも、国民性、子供達の性格、雰囲気も違いました。
日本人の子供達にあって、スペインの子供達に無いものもあります。
いいものは取り入れ、日本人の子供達に合う育成方法を考察し、実践しています。
ブラジルvs.スペイン
どちらもハイレベルで微妙な駆け引きが満載でした。
その中でもブラジル代表ダニエルアウベスは別格でした。
彼はフットサルもプレーしたので、動き方、戦術がフットサル要素を加えているので、後も簡単に打開しています。そして、それを実現できる技術もあります。
すば抜けた身体能力(パワー、スピード、身長)があるわけではありません。
日本人とも体格差はありません。
ということは、日本人でもアウベスになれるかも??
サッカーを上手くなるには、ボール扱いだけでは限界が来ます。 それプラス戦術 も学ぶ必要があります。
スペインの小学1年生も戦術を指導されていました。
日本の1年生はどうでしょうか?
「1年生にはまだ早いし、わからないよ!」と言った日本人指導者が以前いたので、それを例に出し、スペイン人コーチに質問したところ、
「なぜ早いんだ?なぜ教えないんだ?早すぎるなんて事はない」
とのこと。
「大人が勝手に「わからないよ!」と決め付けてるだけ。子供達でも理解できる子はいる」
まさにそうだなと思いました。
それを日本人指導者が言ってしまっている以上、日本の子供達の成長は無い!!
私達指導者がもっともっとレベルを上げていかないと、スペイン、ブラジルに勝てない!!
そこを目指し、「将来の勝者」となれるよう頑張ります!!
ペラーダキッズの子供達の勢いが凄い!!
日に日にルールも理解し、頭を使って判断できるようになってきてます!
コーチも毎回楽しいです!
コロナが落ち着きましたら、12月にまたまたスペシャルな大会へ出場できる可能性が!!
そして、ありがたい事に、ペラーダを応援してくださる方々が沢山います。
お力を借りながら、夢を実現させていきます‼️